自然界の風は３次元的に吹いていますが、風向風速計KDC-S04は、水平成分の風速と風向を測定するセンサーです。

もともと海洋浮標、ブイなどに使用する目的で開発されたもので、本体内部のほとんどの部分は、ABS樹脂で造られていますので、耐腐食性が良く丈夫でしかも軽くできています。

風速信号は、プロペラが回転すると内部の永久磁石が回転し、中央に固定されたコイルから、風速に比例した周波数の正弦波を出力します。

特にノースワン仕様のKDC-S04は、風向の検出精度と起動風速を低く抑え、日本の気象条件に合わせた耐久性と高精度を兼ね備えた、気象庁検定が取得できる特注仕様です。